週末の憂鬱2

ロバート・パーマー死去。
主に、「Pressure Drop」や「Pride」なんかのジャケットでその名前は知っていた。なもんで、ワシにとっては、まったくビジュアル優先の人だった。実際に聴き始めたのは、やっぱりPower Stationからで、そこから前に戻って行ったり、新しいのを買ったり。確かに、「Addicted to Love」あたりのPVでのいやらしさって言うのは、もー痺れるって感じ。ビジュアル系(メイクとかって言う意味で無く)の面目躍如でしたなぁ。
かと言って、ボーカルの実力もたいしたもので、Power Stationも彼が抜けた2作目には見るべき所が無かったところからすると、色気も力もあるボーカリストだったです。
ある日、何かのライブに行ったとき、開演前に流れていた曲が70年代のソウル調の曲で、その声はどう聞いてもロバート・パーマーだったので、聴き覚えたその歌詞の断片から探し当てたのが「Sneakin' Sally Through The Alley」。またもや、痺れた。
そんな事で、後年、どんどん色気路線に行ってしまう彼より、ソウルフルな時代のほうがちょっと好きだったりする。
最近、音楽のことではやけに感情的(いや感傷的か)になっちゃう。訃報を聞いて、何か螺子が外れてたかも知れず、人にまで迷惑をかけた。何やってるんだろうなぁ。